記事のテスト_中島さんの記事_ver2.0
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ヨミドクター
読売オンラインからのご依頼
父は2013年に86歳で他界しましたが、その前の約10年間、認知症と共に生活されました。早期発見により、適切な対応と思い出作りの時間を持つことができました。
経過:
- 2002年頃:父が自ら認知症関連の本を読むようになり、不眠や食欲不振の症状が出現
- 2004年:行き先がわからなくなる事態があり、初期認知症と診断
- 2008年:デイサービスの利用開始
- 2012年:転倒をきっかけに症状が悪化し、要介護4に
- 2013年:入院後に他界
特徴的なエピソード:
- 父はフランス文学者で、デイサービスで「先生」と呼ばれることを喜んだ
- 車での送迎中、突然「あんたは誰の娘だったっけ」と聞かれることも
- フランス旅行でセーヌ川を「荒川だ」と言うなど、温かみのある思い出も
中島さんは、認知症介護には確かに大変な面があるものの、心が和む瞬間や笑顔になれる時間もあったと振り返っています。この経験は後に小説として出版され、認知症介護の現実を温かな視点で描いています。
教訓として、早期発見・治療の重要性、その人の尊厳を大切にした介護の在り方、そして諦めずにできることを続けることの大切さが挙げられます。
〜ヨミドクター原文〜
https://www.yomiuri.co.jp/yomidr/article/20170119-OYTET50011/?catname=column_care-note